平成11年6月 園便りより
佐野植物園へは4年ぶり? 天気も良くて広くて とても楽しかった。
もうすぐ梅雨入りですが、梅雨入り前のこの時期。青空と風の匂いはとても気持ちのいいものです。 向洋は、地域に根ざした保育園、保護者の皆さんから支持される保育園を目指して日々保育業務を行っておりますが、「保護者からの支持」ということはとても重要なことであると同時に、完全に実現することはなかなか困難です。 保護者の方々個々の保育園に対する要望は少しずつ違うでしょうし、日によってその要望も変化することでしょう。 個々の要望に対応するよりも、保育園が決めた保育園でのルールに保護者をあてはめて、「こうしてもらいます」「それは出来ません」と言ってしまうと簡単ですね。 そのためには事細かにいろんな場面を想定しキッチリとしたマニュアルを作成する必要が出てきます。 この方式では、間違いはないけれど柔軟性のない保育園になってしまうでしょう。 私はとてもいい加減な性格なのでカチカチとしたマニュアルを作成する才能もないでしょうし、また作る気もありません。 大切なところはしっかり押さえて全体は大雑把、もちろん保護者のご希望に添えないこともあるでしょうが、ふところの深い保育園でありたいと願っています。 この場合、保育園の職員はそれぞれの保護者の声にそれぞれ対応しなければならず、マニュアルの整備されたところで勤務する何倍も大変なことだと思います。 さて、先月は手足口病が蔓延してしまい、「もっと早く病気が流行っているよ」と連絡をいただきたかったとの声もありました。 大変反省すると共に、保護者からの声をもとに保育園も成長していきたいと思います。 保護者からの指示を支持される材料にしていきたいと思います。 六月より、うめ組に織田直也くん・楠野真平くん、もも組に佐々木素実ちゃんが入園します。 真平くん・素実ちゃんは出産のためで二ヶ月程ですが、どうぞよろしくお願いします。 |