平成10年6月 園便りより
保育園での仕事は、子ども達の事を第一に考えて行かねばなりませんが、仕事をする側も「楽しい」という思いがなければとても堅苦しい雰囲気の園になってしまいます。 向洋では、保母も給食の献立のアイデアを出しますし、給食担当もいろんな保育場面のアイデアを出し合っています。 園長もいろんな遊具や行事、食材やメニューにアイデアを出して職員と検討しています。 どうすれば子ども達が喜んでくれるか、と考えて実行に移すことはとても楽しいことです。 公立保育園と違い予算執行権が保育園にあることは自由な発想の基でいろんな事に取り組め、それをとても幸せに感じています。 もちろん予算が入園児数に左右され保育園の安定運営に苦労したり、面倒くさい事務処理という苦手な仕事もありますが、私は保育園での仕事をとても楽しんでいます。 さて、 30日は、向洋保育園創立50周年祭りとして在園児、卒園児そして地域の児童に喜んでもらえるよう、 周年祭りを計画実行いたしました。 幸いお天気にも恵まれ園庭が人で一杯になるほどの盛況でした。 手作りおやつや各種くじ引き、綿菓子ポン菓子等々、子ども達の嬉しそうな声で一杯でした。 会場では久々に会う卒園児達が気持ちよく挨拶をしてくれ、とても嬉しく感じました。 こんな企画も園長としての仕事の楽しみのひとつです。 これからも、卒園児やそのご父兄にいつまでも親しまれる保育園でありたいと願っています。 |