道路と違って海の上はとても広くて…。
でも、結構追突事故が起きている。
ごまがら号初代のエンジンは当初2ST115馬力の船外機で、キャブレター方式だった。 チョークをOnにしてエンジン始動するのだが、暖まるまでとても不安定。 エンジン起動後すぐにアクセルを開けるとエンストしてしまう。 寒い冬の早朝、エンジン起動後安定していないのでジワジワ進んでいると前方の船から大きく手を振る姿が見えた。 しきりに後を指さしているので振り返ると、小さな手漕ぎ和船がひっくり返り人が捉まっている。 エンジン回転数ばかり気にしていたので、ごまがらの引き波で転覆したのだろうかと一瞬びっくりしたが、前方の船がかなりの速度で乗り上げたらしい。 慌てて救助に行こうとしたが、エンジンがかぶってしまいパワーが出ない。 なんとか横に付け、船に捉まっていたおじさんを救助。
幸い、どこも怪我は無いようだ。 岸を見ると、騒ぎを聞きつけて人が何人もこちらを見ている。 おじさんを岸に上げ、一応救急車を呼んでもらった。 前の船は、和船に乗り上げた時にスクリューを破損し、動けなくなっていた。 いやはや、怪我が無くて幸いでした。
伊崎の養殖筏が釣れていた頃 黒島近くを通ると、なんと漁船が乗り上げている。 近づいて声をかけるとおっさんが「いやぁ ぼさっとしてたら島にぶつかった」と 怪我は無いようだ。 ロープで引っ張って離岸出来るような状態では無い。 かなりのスピードで海岸に乗り上げたようだ。
修理代がかかるだろうなぁ。
津久見港にはセメントや石灰石の積み込み桟橋がいくつもあり、貨物船など小型船舶では無い、本船が頻繁に行き交っています。
ローダー(石灰石などをベルトコンベアで直接積み込む装置 ローダーを操作しながら船に均等に積み込んでいく)の操作員が居眠りし船の後ばかり砂利を積み込み、バランスを崩して桟橋に接岸したまま半沈した船もあった。
港を出港してすぐオートパイロットにし、艦橋から離れたため、千怒一文字堤防に衝突、半沈した貨物船も。
広い海だけど、衝突は頻繁に起こります。 気をつけなくては。