免許を取って直ぐ JSRと大分海運の大海を借りて出航。
千怒一文字防波堤を過ぎると霧で真っ白。 大海にはGPSがなく航跡が曲がらないように注意し、はうようなスピードで前進。 ずいぶん時間が経って辺りがうっすら見えてくると思っていたところとはずいぶん違う場所にいた。 おまけに養殖筏のロープのそばでひやっとした。
今考えると、霧の中じんわりとではあるがGPSもなしに動くのは無謀だったなぁ。
津久見で濃霧は初夏の頃良く発生する。 霧が留まるのだから風のない日が多く、日差しも柔くて釣りの条件としては良いので、つい無理をしてしまうから危険だ。
ごまがら号は、GPSを搭載していたので現在地はわかるが、他船の動きが見えない。 霧が晴れるまで島影にいたが、時折聞こえる船のエンジン音にビクビクした。
ごまがらEvolutionにはレーダーがついているので、位置に加え他船の動きも判るようになった。 でも他船がレーダーを装備してこちらを確認できているかは判らないし、レーダー表示は完全でもない。 小さなボートは写らないこともあるし強い雨や波に遭遇するとノイズで判らなくなる可能性も。
さらに、newPEC (パソコンで表示する参考海図)を搭載したので陸地や定置網の位置などもかなり詳しく把握することが可能になった。 でもやっぱり霧は危険です。
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