ごまがらの活動場所である豊後水道、特に津久見湾はセメント関連の貨物船、漁船と交通量も多く、トラブルが発生しても誰か見ていてくれそうな安心感がある。 流されても四国が対岸でかなり沖まで携帯電話もつながる。
でも、実際に沖で船が動かなくなるとかなり動揺してしまう。 しかも、この時は夜中! 日中ならば手を振って助けを求められるが、夜間は信号紅炎を点火しなくては… うーんそこまですると貨物船等が助けに来てくれた場合迷惑だろうし と
幸い携帯電話圏内だったが、23時を回っていたので気の毒だなぁと 夜明けに電話しようかとも考えたが、どこまで流されるかわからないので、電話をかけた。 でも出ない。 次に船整備会社にかけると迎えに来てくれることに。
船を持っている沢山の友人と、地元の船整備会社とのお付き合いが何より大切だと思いました。曳航されるごまがら号。
ロープと引き船の航海灯が見える
漂流して太平洋に出てしまう場所は命取りですね。
この経験で、アマチュァ430MHzの無線機を積んでいましたが、届く距離を考えてHFも出られる無線機に替えました。
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