晴天に恵まれて素晴らしかった76回目の卒園式。真っ白の木蓮が満開の園庭から、きく組の子ども達が卒園していきました。
私が小学校に上がったのは60年近く前になりますが、新しい場所へ通う不安と喜びを覚えています。
卒園した子ども達はもちろん、園を利用された保護者皆さんにとって、向洋はこれからも何となくホッと出来る存在でありたいと願っています。 卒園児の皆さんは園での生活を忘れずに、卒業や入学などの節目には、是非また向洋保育園に顔を出してください。向洋祭りなどでもお待ちしています。卒園した子ども達が立ち寄ってくれた時に、勤続年数の長い職員がにこやかに対応してくれる向洋は園長の誇りです。
さて、卒園生を送り出した後も向洋の先生方は、こんな事もあんな事も… やってみたい事が沢山あるようでやる気満々です。 子ども達もクラスの名前を聞いてみると間違える人もなく、しっかり答えてくれて頼もしさを感じます。 29人が卒園したので園内は少し静かに感じられますが、すぐ元気の良い声が園舎に満ちる事でしょう。
新年度の雰囲気を感じながら、時々過去の園便りにどんなことを書いていたのかとホームページ園長の部屋を見てますが、令和になってからはコロナ感染拡大で大変な時期でしたね。
レストランや食堂では飛沫防止にアクリル板を使ってましたし、向洋でも設置し感染に気を遣ってました。
さくら組以上がマスク着用、三歳児にマスクは無理ではと当初感じたのですが、やってみるとなんら問題なく出来て驚いたのを覚えています。
今年一月で、国内感染初確認から五年経過し、日本では13万人が亡くなったと報道されていましたが、中国などはコロナで一億人亡くなったのではと言われていますし、欧米でも驚くほど多くの人が亡くなったのではないでしょうか。 いまだに病院や医院・老人施設に入る場合はマスクが必要で、清潔にうるさい国民性の日本人だからこのくらいの死亡数で済んだのかも知れません。
これからも様々な感染症が流行るかも知れませんが、マスクや手洗いなど基本的予防と迅速なワクチン開発が必要ですね。
今年は河津桜の開花が遅く、青江ダムでの山桜祭りも開花が遅くて沢山の観光客に申し訳ないほどでした。 でも第二グランド川沿いの桜は、暖かい日が続いて一気に満開になりましたので、早速日暮れから午後九時頃まで投光器でライトアップを行っています。 とても綺麗ですので是非観に来て下さいね。
さぁ新年度! 科学教室や硬筆などいろんなプログラムを取り入れながら向洋の子ども達に沢山体験する場を提供していこうと考えています。 もちろん日々の保育の充実や食事内容もさらに改善していくつもりです。 何より大切な安全面も日々見直しを行って保育中の怪我が無いように努めて行きます。
80回の開園記念日まであと三年。 園便り700号まであと24回と大きな節目が近づいてますので、まだ少し先の話ですが、何かしら記念になるものをと思案中です。
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