園長の部屋 令和6年4
 

第75回卒園式、まさかの卒園生半数以上がインフル感染で一週間延びた卒園式でしたが
天気も良くて桜も満開になって… とても素晴らしい卒園式になりました


    


 
 第75回卒園式は、開園以来初めての事ですが、きく組の過半数が体調不良と発熱で、インフルエンザと診断されましたので、急遽予定を一週間延ばし31日に実施しました。

 急な変更で大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。しかし、と言ってよいものかわかりませんが、日程変更したことで大雨が晴れとなり、桜も満開となりました。ライトアップしてる夜桜もお楽しみください。


さて、令和6年度はどんな年になるのでしょう。 津久見は随分と変化のある年になりそうで、まず中学校が統合され津久見中学校になり、三学期制を廃止して前期後期の二期制になるようです。

新しい試みは慣れるまでいろいろと戸惑うことも多そうですが、同級生が増えて充実した中学校生活が送れる事を願ってます。 昨年末に新市長も誕生し、若い発想力で津久見を牽引してもらう事を願っています。
近年特にコロナ禍以降、不登校児童が全国的に増加し対策が求められてますが、津久見の学校が全体的に変化し不登校対策にも十分取り組めるようになればと思ってます。 

そして、向洋保育園は、例年になく0歳クラスこうめ組が多く八名でのスタートと喜んでいます。 
向洋保育園の職員は結婚や産休・育休で勤務形態が変化する人もいて職員確保と配置に毎回苦労しますが、今回新卒者二名を迎えて、新年度のスタートを切ることが出来ました。 二名は向洋の卒園生で、向洋の先生になりたいと保育士になったそうで、ありがたく感じています。
令和2年に始まったコロナ禍。 四年経過しやっと元の状態に戻れそうで、参観は保護者と共に給食の試食も行いますし、向洋祭りなどの行事での食べ物も解禁となりました。この数年途絶えていた職員旅行も復活させたいし、忘年会も開催したいと思っています。
早速5月19日につくみん公園で開催の「うばめ園祭り」に向洋職員が参加し、ポン菓子などを販売予定なのでご期待下さい。

さて、向洋保育園のホームページには平成10年4月以降の園長コメントを掲載していますが、それを読み返してみると保育料に関する記事が多いことに気づきます。子育てに係る経費として保育料はとても大きな関心事ですよね。
昨年秋から津久見市では保育料が無償化されました。とても嬉しいことですが、非婚・晩婚化が進んで出生数が激減する前、コロナ禍前に保育料無償化に取り組むべきだったと感じてます。 お隣韓国ではこの数年で出生数が急激に下がって日本の半分ほどになり幼稚園の閉園ラッシュと小学校の定員割れが起きています。 中国も大不況で出生数も日本を下回り、日本・台湾・シンガポールなど東アジア諸国の出生数減少はいろんな原因があると思っています。

児童数減少と人口減少を補うために移民の受け入れという考えもありますが移民だけのコミュニティを作られると住民と摩擦が起きてしまうので、難しい問題ですね。