
先月は、全国的にインフルエンザが流行しましたが、幸い向洋ではそんなに広がらずコロナもずいぶん落ち着いて来た印象です。
さて、令和四年度最後の月。 進級・卒園に向けて最後の取り組みですが、来月になると大きく生活が変化します。
生活のリズムが大切なのはきく組に限りませんが、きく組は小学校に上がると自力で登校する生活が始まります。 大人も子どもも生活リズムが大切ですが、長年繰り返してきたリズムを変えるのは大人よりも、子どもの方が上手かもしれませんね。
私が子どもの頃は、ビデオも無く、ましてゲームやネット環境もありませんでしたので、家にいるよりも学校で仲間達と過ごす時間が大切で大好きでした。
勿論、日曜日や夏休みで学校が無い日は楽しみで、同級生も多くしかも近所でしたので、休みの日も友達といろんな遊びをやっていました。 現在全国的に不登校児童がとても多いのは、自宅で過ごす事が魅力的だと感じる人が多いのも一因と思っています。
自宅で快適に過ごせる現在の生活環境では、一層生活のリズムが大切です。 自力で登校する小学校生活の始まりに、こども達が上手に生活リズムの波に乗ってもらいたいと願っています。
私の時代では津久見でも多くの子ども達がいました。 青江小学校では一学年4クラスで、中学は5クラス、津久見高校は全校で千人を超えていました。 人数が多くなると嫌いな人もいましたが、気の合う友人も沢山いて楽しかったです。
嫌な人とは深く関わらなければ良いし、自然といろんなグループに分かれましたので、友人間のトラブルもほぼ無かったような記憶です。 当時から小児麻痺の後遺症で身体に障害があり、いろんな経験もしましたが、同級生には恵まれていたのだろうと感謝しています。
同級生が少ない生活では、みんな仲良しというクラス担任の方針が多いように思います。 就学前の年齢ならばそれで良いでしょうが、色々と多感な時期は、無理して波長の合わない人に合わせる事はどうなのかなぁと感じます。 それぞれの子ども達が楽しく通学できることを願っています。
ところで、五月の連休明けからコロナ感染症の法的分類が変更され、インフルエンザと同等の取り扱いになる予定。 濃厚接触扱いも無くなり、向洋保育園も中止していたいろんな行事を再開させようと思っています。 一度中止した行事を同じように再開させるのではなく、簡素化したりもっと力を込めたりとそれぞれ内容を検討する予定です。
食べ物を扱う行事は感染症対策で中止していましたが、参観時に保護者へ給食の提供や、向洋祭りは要望も多く再開予定です。 卒園式後の園舎で行う茶話会は今月再開しますので楽しみにしています。
今月26日は第74回卒園式。六歳で卒園ですから、第1回卒園生は80歳なのですね。
これからも、多くの卒園者皆さんに恥ずかしくない保育を続けていければと思っています。
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