
寒い日が続きます。 でも雪遊びはとても楽しかったです。
天気に左右される行事は当日まで落ち着きません。 運動会はもちろんですが、雪遊びも現地に雪はあるのか、雨の心配は、道路状況など園に帰り着くまで気を遣います。
津久見では雪に触れる機会が少ないので、向洋は雪遊びを体験させようと85年頃から阿蘇草千里へ出かけていました。 九重森林公園が96年オープンですから、もう20年以上前の話ですが、社会福祉協議会のバスで人工降雪機のあるオープンしたばかりの森林公園に行きました。
その日は、竹田周りで向かったのですがかなり雪が降っていて、チェーンを巻いていたのにマイクロバスが最後の坂道を登れず… 子ども達を下車させ10分ほど歩かせてやっと到着。 子ども達を遊ばせている間にバスの運転手と私は玖珠の町を回って前輪に装着する追加のチェーンを購入し、レッカー車を手配して坂道からバスの救出を行いました。 救出が巧く行かない時は筋湯の旅館で宿泊になるかもと大変焦りました。
幸いバスの救出に成功し、天候も回復して無事に園に帰り着くことが出来ましたが、園に到着した時刻は午後七時半になっていました。
現在は貸し切りバスなのでスノータイヤは始めから装着していますしチェーンも前後輪用を持っています。 当時と比べてスタッドレスタイヤの性能は驚くほど。万一の場合もバス会社の車が救援に来るでしょうから安心しています。
さて、これから10年間が少子化を止める最後のチャンスだと政治家が発言していますが、どんな政策を行うのでしょうか。 ヨーロッパでも出生率は低下していますし、トルコ・中東・北アフリカからの移民(不法入国を含む)を除く出生数は大きく減少傾向です。 女性の人権が守られている国はどこも人口減少に悩んでいます。
子どもを産む以前に結婚人口が大きく減少しているのが大問題。 結婚と出産を切りわけて考えられる地域ならば結婚しなくても子どもの数は増えますが、日本ではまだ馴染みませんね。 昔は親戚や地域の世話焼きが独身男女を引き合わせていましたし、女性も男性も結婚するのが当然という考えでしたが、現在はプライベートな話に立ち入る事が憚られますから、公的なお見合い制度の充実も良いのかと思っています。
ところで久々に、大分・臼杵の園長と食事しました。この数年コロナ禍で研修もオンラインばかりでしたので、会話がとても弾みました。
五月の連休明けからコロナ対応が変わります。研修内容も元に戻る兆しが出てきました。 秋に保育の全国研修会が別府で開催される事になり、数年ぶりの対面研修が行われる予定との話も話題に上りました。
向洋は、職員研修に積極的に取り組み、全国で開催される研修にも参加させていましたので、対面研修が復活すれば、若い職員に他園の様子を見せたりその地域の美味しい料理を食べさせたりして見聞を広めてもらいたいと考えています。
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