園長の部屋
令和 4年12
月 


第二中学校の三年生が来園しました。向洋保育園を卒園した子が何人もいて、懐かしい話がたくさん出来ました。
ここに写っている在園児さん達も、こうやって大きくなった姿を見ることが出来るといいなぁ。

   

    


 観光産業を盛り上げようといろんな旅行支援クーポンが始まり、それに外国からの観光客も制限無く受け入れるようになって、やっとコロナ禍から脱出できるんだと喜んでいましたが、またまた感染が拡大しています。 

 向洋も先日までは、職員が感染したり濃厚接触者になったりして出勤できない状態が起き厳しい状況でした。休みの取り良い職場で年休消化率も良く毎年の県の監査でも高く評価されているのですが、自由に年休を取れない期間が生じてしまいました。オミクロン株対応のワクチンがやっと出回ってきましたので、少しずつ落ち着いてほしいと願っています。

 コロナ感染初期、児童学童は感染率がとても低くて安心していたのですが、ウイルスが変異を繰り返すうちに低年齢でも感染するリスクが高まっていて、ワクチン接種を重ねてきた高齢者よりも感染率が高い状態になっています。現在はワクチンが5歳から打てますので保護者の皆さんにはワクチン接種を前向きに検討していただきたいと思っています。

 さて、先月から、向洋はお楽しみ会に向けて練習に力が入っています。衣装や背景の製作にも先生方は毎日取り組んでます。遊戯練習の合間に衣装のデザインやサイズの確認を行うために子どもたちに試着してもらうのですが、華やかな衣装にみんなとても嬉しそう。子どもたちのお楽しみ会への期待感が膨らんでいます。
 向洋保育園は、飛びぬけて特色ある保育を行っているわけではありませんが、子どもたちにいろんな体験の場を提供することで幅広い視野をもつ人に成長してもらいたいと、運動会・お楽しみ会などの行事はこの願いがあって行っています。

 また、現在は認定こども園という制度のもとで、働いていない保護者の家庭も通園できる仕組みで運営していますが、保護者の就労支援が大きな目的だった認可保育園の制度を大切にし延長保育や各行事での保護者の負担をなるべく求めないという理念を大切にしています。
 コロナ感染時もクラス全体が休園になって保護者が仕事に行けない事態は極力避けたいと配慮しているつもりです。認定こども園になっても園名の「向洋保育園」を変更しなかったのはこんな想いがあるからです。
 これからも利用される保護者と児童のためにいろんな挑戦を続けたいと思っています。

 令和四年最後の月になりました。
この数日記憶に無いほどとても暖かい日が続いてますが、すぐ寒気がやって来るでしょう。寒気が来ても換気を忘れずにですね。 

 サッカーワールドカップが開催されていますが、サッカーって得点が入りにくい競技なので、強いと言われていたチームが勝てなかったり、その逆だったり… 見ていてハラハラします。 負けて暴動が起きたりする地域もあるけど、日本って冷静でよい国ですよね。