園長の部屋
令和3年12
月 

 
パトカーの前で、敬礼!交通教室での一枚です。日々、お楽しみ会の練習が続いていましたから、パトカーの登場に
 大喜びの子ども達でした。こんなに近くで見ることがないですもんね。パトカーの中も、見せていただきました。

   

    

 今年最後の月になりました。年を取ると時間の経過が早く感じられます。
 近頃はコロナ感染者が劇的に減少しホッとしています。 昨年は観客の人数制限を行って開催した「お楽しみ会」ですが、今年は制限を設けず実施できそうです。

 振り返ってみると、この一年いろんな事がありました。 オリンピック後には全国的にコロナ感染が広がって、大都市では入院出来ず自宅待機中に亡くなる人も。大分県でも100人を超える日があって、参観や向洋祭りの中止など大変でした。

 今年向洋は、駐車場敷地とサブグランド整備、新たな職員採用はありませんでしたが、育児休業に入る先生、復帰する先生、大津・姫野先生の結婚披露宴などがありました。 

 向洋保育園は、とても良くしてくれるベテランの先生が多いという声を聞きます。 保育園は敷地の広さや園舎も重要ですが、職員の質が一番大切です。職員が長く勤めてくれる園は保護者や地域からの信頼も厚く、通っている園児達の環境も良い園が多いように感じられます。   先生方はみんな元気良く溌剌としてますが、年々平均年齢が上がるのが心配です。 新人を毎年採用なんて出来ませんし、就労希望者が津久見では少ないし、職員募集ってタイミングですね。 

 今年は例年に比べ、大幅に0歳の入園が少なく危機感を持っています。 津久見市の出生数が昨年今年と凄く減少しています。 コロナの影響も有るのでしょうが、津久見市の過疎化が進行していますね。
 働くお母さんが増え、三歳未満から保育園を利用する人が一般的になって全国で保育所利用数は増加しました。 向洋は、まだまだ足りないことが多いでしょうが、利用される保護者と児童のニーズに対応し、皆さんから支持されるよういろんな努力を重ねてきたと思っています。 平成14年にこの園舎が出来、それから向洋は常に満員状態で運営させてもらいました。 共働きが一般化した大きな社会の変化だけで無く職員の努力の成果だと思っています。

 でも、津久見の人口はこの20年の間に大きく減少し心配しています。
児童数が少なくなると、午前七時から午後八時までの保育時間も広い時間帯に職員の配置が出来なくなり、年度途中での園児受け入れも難しくなるでしょう。 国の政策で三歳以上の保育料は無料になりましたが、子育てできる環境を更に充実させ市営住宅の整備や子育て家庭に手厚い政策を津久見の行政は取り入れてもらいたいと願っています。

 さぁ、お楽しみ会 それぞれの担任の意向を取り入れながらベテラン職員のアドバイスで衣装作成やダンス練習に全職員、園一丸となって取り組んでますのでご期待下さい。
お楽しみ会以外の行事も沢山です。
 コロナも落ち着いているので年末年始に親族が帰省される家庭も多いのでは。 バタバタと慌ただしくも久々に会える懐かしい顔。 感染対策を続けながらも例年に近い師走になればと思っています。
 マスクを付けて、手洗い・うがいで、年末を楽しみましょう。