桜の季節も終わって新緑に包まれた季節になりました。五・六月って日照時間も長くなるし私の大好きな季節で、本来なら何となくウキウキするのですが…　
　 昨年度はコロナの事を書かない月は無く、流石に今年度はもう書かなくて良いと思っていましたが、またまた感染拡大で都市部は非常事態に。　変異ウイルスによるものと言われていますが、感染力が高く子どもにまで影響出そうでとても心配しています。

　何度も緊急事態宣言を出していますが、昨年のような緊張感が薄れています。　志村けんさんが感染し亡くなった時は日本中大きなショックを受けましたが、感染による死亡者数は今年になって急増しています。ワクチン接種もなかなか進まず数値を見るだけでイライラしますね。

　そして、大分で感染が急拡大した日に、津久見にオリンピック聖火リレーがやってきましたが、この状態で開催は難しいと私は思うのです。
　昭和15年東京夏と同年冬の札幌の二大会が中止されていますが、昨年は延期で今年の開催も危ぶまれ、オリンピックと相性が悪い日本です。
　そもそもIOCが中止と言わない限り「開催国にはオリンピック中止の権限がない」というのが大問題です。ＴＶ放送局の都合で開催時期が決まるのも組織のお金第一主義が見えて嫌な気がします。　オリンピック誘致のために委員を買収という噂も聞きますし、お金と少し距離を置かないとオリンピックの人気は今後下がっていくのかも知れませんね。

　向洋では引き続き感染予報に配慮しながら楽しい園生活が送れるよう努めて行きます。　気をつけていても感染者が出る時は出ますけど園内で出た場合、休園措置となりますので皆さん一層気をつけましょう。　

　さて、今月は恒例のさくら・すみれ・きく組の保護者との面談を行います。　もう今回で七年目ですが、個別のお話をする事で、子ども一人一人に対する丁寧な保育に繋がると考えています。
　保育という分野はある意味サービス業ですが、旅館や食堂、商店とは違って、利用者の要求を受け入れるだけの業種ではなく、そのお子さんのより良い成長が出来るようにアドバイスや提案を行うことも大切な事だと思っています。家庭と保護者と園との協力が必要になりますので、よろしくお願いします。

　ところで、駐車場が狭く保護者の皆さんに迷惑をかけていましたが、昨年度 隣接地を購入出来てずいぶん駐車スペースが広がりました。　駐車スペースだけを購入したかったのですが、土地全部購入の条件となり、奥に畑も新設したところです。
　すると、購入地に囲まれた小さく古い家も極安で買っていただけたらと申し出があり、これも購入したところです。

今、古い畳を撤去してコンパネとシートで改装中ですが、耐震防火基準が古いので、園児の遊びスペースとしては使えませんが、倉庫や園長部屋それにオンライン研修スペース等として活用出来ればと考えています。