園長の部屋
令和 3年1月
 


新しい年を迎え、清々しい気持ちになりますね。 この一年も、子ども達が健康で楽しい園生活を送れるよう、
   昨年に続き職員一同、子ども達の成長を見守っていきます。 今年も、どうぞよろしくお願い致します。

   

    

 新年明けましておめでとうございます。

 寒くなってからコロナ感染が拡大し、帰省の自粛も推奨されてますので、都市部へ出ている親族が揃わず、例年とは少し違うお正月を過ごされている家庭も多いのではないでしょうか。 

 昨年は、これまでに経験したことのない大変な年でしたね。 学校は長期休校し、医療介護関係は毎日緊張の連続ですね。
 向洋保育園でも、行事の中止や内容を変更して対処してきました。 それでも、ほぼ例年通りの行事を行うことが出来て子ども達をがっかりさせることなく過ごせ良かったと考えています。 これも保護者のご協力と、向洋で勤務する職員が、子ども達のためにという思いの結果だと感謝しています。

 ただ、お楽しみ会の片付けが済んだ夜、全職員でビデオを見ながらの打ち上げが大好きだったのに中止。先生達は大忙しで舞台を見ていないので、ビデオに映る子ども達を観て歓声を聞くのが大好きだったのに残念です。
 イギリスではワクチンの接種が始まりましたが、感染力の強い変異ウイルスの登場で厳しい状況のようです。 でも、変異ウイルスにもワクチンは有効という報告も有りますから、接種のスピードを上げて行く必要がありますね。

 日本では、二月末頃にワクチン許可が出て接種が始まるだろうと予想されていますが、少しでも早く接種出来るようにと願っています。
  この状態でも約三割くらいしか積極的に接種を受けたいと思っている人がいなくて…
 日本はワクチンに関する拒否感が大きくて驚きます。 自分は感染しないという思い込みか、ワクチンは怖いという間違った報道のせいかもしれません。 勿論完全に安全なワクチンは無く、感染リスクとワクチン副作用の確率の問題です。 ワクチン接種が始まれば、向洋職員はアレルギー等特別の事情が無い限り園長が率先して全員接種を行うつもりです。

 さて、今年はどんな年になるでしょう。コロナの影響でいろんな事が変化した昨年ですが、海外旅行者数は急激には回復しないでしょう。
 夏のオリンピックはどうなるのでしょう。コロナ克服のイベントとして世界中で盛り上がることを期待していますが、楽観しすぎている気がします。
 リモート勤務はある程度定着するかもしれませんが、そうなるとオフィス街のレストランは厳しさが続くでしょう。 都市部から田舎への移住が少し増えるというか、都市部への人口流入が鈍化するのかも知れません。 日々の活動が停止すると、少しの蓄えなどあっという間に無くなってしまいます。 個人商店はもちろん、大きな会社は従業員の給与など固定費が莫大ですから、どこでも大きな影響を受けるのは同じですね。

 震災や水害では、被害地域外から大きな支援や援助が受けられますが、感染症は全体の問題ですから個々の警戒感が大切ですね。

 コロナ騒動が収まって、皆さんの笑顔いっぱいの一年である事を願っています。 本年もどうぞよろしくお願い致します。