新緑の緑が眩しく屋外はキラキラとしたこの季節、例年ならばウキウキとしたゴールデンウィークの話題が沢山報道される時期ですが…。
今年はこの疫病が収まるのを願ってみんな我慢の生活です。
湿度と紫外線はウイルスを弱らせる効果が確認されていますが、人の体内に潜んでいるウイルスには湿度も紫外線も届きませんので、やはり人との接触を避ける行動が何よりです。
世界中に感染が広がり、日本でも緊急事態宣言が国内全域に発令されていますが、他国に比べてとても制限のゆるい緊急事態宣言だと感じています。 パチンコ屋が自粛要請を無視して運営しているニュースを見て、外出禁止を守らないと罰金や逮捕される国が多い中、自粛という緩さでしか動けない日本は甘すぎる気がします。
政策の批判や政界のスキャンダル追及など日頃自由に行える日本の民主意識はとても大切ですが、今回のように国全体の危機を乗り越えるには個々の権利よりも集団の安全が優先されるべきと思うのです。
個々の人権はとても大切ですが、日本人は民意が高くそんなに強制されなくても皆の事を考えて行動できる。 とするならば、今こそ全体を考えた個人個人の頑張り時ですね。
田舎で比較的自由に生活できている私が感じる息苦しさと都市部の息苦しさとでは感じる強さが違うのだろうと思いますが、観光や宴会はもうしばらく我慢ですね。
だらだらと制限を続けていてはいつまでもコロナ前に戻れない気がします。
現時点で、緊急事態宣言は五月六日までとされていますが… これまでの鬱積が解放されて、飲み会やパーティが一気に復活すると感染者数が間違いなく急上昇します。
簡単・短時間で検査できる仕組みと治療薬がどこの医院でも利用できるようになるまでは、人と人の接触は極力避けるべきでしょうから、宿泊業・旅客運送業・飲食店やレジャー施設はとても厳しい状態がもうしばらく続くのかもしれません。
医療従事者・保健所などは大幅に業務が増えて大変です。
保育所にも家庭で保育可能な場合は登園自粛との通達が届いています。
園にいる時間の短縮や、お休み出来る日があれば休んでいただく事で職員の人と人の接触機会が少しでも減少すれば良いと考えています。
今、私が心配しているのは、小中学校に通う子ども達。
通信教育は高校・大学生には可能でしょうが、小学校は勉強を学ぶ以前に、日々の生活リズム、友人や教師との接触によって育つ人間関係が何より重要だと思います。
社会の一員として生活できる基本を教科書からではなく身をもって体験学習しなければなりませんので、六日以降再開されれば良いなぁと願っています。
九月を新学期にという論議がされていますが、四月から三月の「年度」の考えも変えないと、学校へ送り出す側の保育所は大混乱します。学校の仕組みだけでなく社会全体の流れを変える必要があるので「この際やってしまえ」では困ります。
さあ五月。紫外線と温度上昇が私達に味方してくれると良いなぁと思います。
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