令和になって一ヶ月。 先月はこれまでに無い超大型連休と保護者面談の五月でした。
長い連休の後は子ども達が日々の生活に戻れなくて大変だろうと思っていたのですが、予想に反してきく組やすみれ組はお休み中の出来事を友達に話したくて連休明けの朝はとてもにぎやか、弾んだ声が響いていました。
小さいクラスもそんなにグズる人もほぼ無くスムーズな連休明けにちょっと驚きました。 テレビのインタビューで十日間(我々は九日間でしたが)の休みは長く職場復帰に精神力が必要って。
五日を二回に分けてが理想だ…なんて声もありましたが、今回の連休のお陰で、園舎は外壁塗装や廊下などリフレッシュできて良かったです。
さて、さくら組以上のクラスは、保護者面談お疲れ様でした。お忙しい中、勤務時間を調整し面談に参加戴き有り難うございました。
毎年の事ながら、園では見られない家庭での様子と、集団の中でお家では見せない頑張り… 保育園と家庭での子どもさんの情報交換が出来てとても良い面談でした。
面談前に私は、昨年の児童票を読み返し、担任から個別の情報を仕入れ、保護者が書き込んだ保育アンケートにも目を通します。 今回のアンケートとこれまでのアンケートを読み比べることで、家庭での子どもの成長が読み取れますし、子どもの成長で悩みがあるのかそうでもないのかも知ることが出来ます。
その年々の担任が細かく記録している児童票で心身両面の成長と改善できると良い点も保護者にお伝えするように心がけています。
あんな事でとても悩んでいたなぁと目標がクリア出来て、過去の悩みになれば良いのですが、そうはいかない事も… 時間をかけて保護者と保育園が力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。 じっくりとお話し出来る面談は、保護者の疑問や質問にお答えする機会でもありますので、個別の面談を行ったことで園と保護者の信頼関係が一層増したことを期待しています。
意義深い面談ですが、全ての面談に立ち会うと流石に疲れまして、例年終了後に担任と主任と反省会を行います。 園近くの中華料理屋での反省会は美味しい料理が更に美味しく感じました。
ところで、先月は私の母が心臓の手術を受けました。 息をするときにヒューと音がするので診てもらうと、心臓弁が動作不良でその影響で肺に水が貯まって呼吸時に音が出てました。 もう年だから絶対手術などしないと言い張ってましたが、やはりキツかったのでしょう。 今年になって手術を行う決心をし、様々な検査を経て人工心臓弁を付ける手術を県立病院で行いました。
誕生日が来ると87歳の高齢ですが、そんな高齢者でも心臓弁の手術が出来るなんて。 私も40年ほど前に背骨の手術を受けましたが、ずいぶん技術が進歩したなぁと感じています。
手術は予定よりも短い時間で終了し成功しましたが、事前に説明されていた麻酔後の知的混乱状態が強くて戸惑いました。
ずいぶん頭はすっきりしてきたようですが、寝た状態が続いたため、筋力が低下し運動リハビリを当分続ける必要があるでしょう。
いくつになっても母は母、早く元通りに元気に過ごせることを願っています。
|