平成から令和に年号が変わり、新しい天皇陛下の即位を祝って、例年になく大きな連休となった五月、山は新緑に包まれて園便りタイトルも夏色になりました。
この連休を利用して園舎のメンテナンスを集中的に行い、更に快適な保育園になれればと思っています。
保育園はなかなか連続したお休みがなくて、平成14年に完成した園舎の補修には今回の超大型連休はとても有意義な期間です。 外壁の塗装屋根の防水工事 証明や廊下、トイレの補修等。 園庭芝の工事は残念ながら同時に行えず連休明けに実施しますので、数日間園庭が使えなくなりますがご理解お願いします。
五月はさくら すみれ きく組の保護者面談を実施します。 毎日送迎時に保護者と顔を合わせる保育園では、学校と比べると保護者と園の距離感はとても近いものだと言われていますが、個別にお話しする機会はなかなか取れません。
そこで、向洋では保護者と担任、主任保育士や園長がお子さんの成長について個別に面談する機会を設けています。
ご家庭や園での様子について情報交換を行い、面談を行うことで、保護者と園との距離が縮まりお子さんについてより良い保育が行える材料になると考えています。
お子さんが長時間生活する保育園は、利用する方の生活の一部であると考えています。 我々保育者には守秘義務が有りますので、どんなことでも相談して下さい。
園と家庭の両輪で子育てを進めて行ければと思っています。 事前に面談時間を設定させて戴いていますので時間をお忘れなきようお願いします。
さて、今月から年号が「令和」となりますが、世界の中でも西暦とは別に年号のような制度のある国はほとんどなくて元号発祥の国、中国も西暦を使用してます。
いまだに元号を使い続けている日本が中国文化の継承者だという中国の報道もありました。 母は神話世界の神武天皇即位を基に作られた皇紀を小学校の頃は使っていたと話しています。 紀元二千六百年に採用された戦闘機だから零戦って言うのですね。
キリスト生誕を基にした西暦も西暦元年にキリストが生まれたわけではないって… イスラム暦も有るのですが、これはいわゆる旧暦で毎年数日ずつ西暦と差が出て、それが積み重なりイスラム暦は季節を反映していないとか、暦はなかなか興味深いです。
さすがに現在皇紀は使いませんが、元号と西暦どちらも使う日本人って変わってますね。
日本人にとって元号は時代を反映するもの。昭和は、平成は、どんな時代だったかと振り返る基準ですね。
今月からスタートした令和はどんな時代になるのでしょう。 思いも付かない技術革新で私たちの生活スタイルが様変わりするとか、もしかして大量の移民を受け入れて日本文化が大きく変化するかもしれませんし、僻地が消滅して都市部と山林だけになるかも…
希望や不安などいろんな感情が湧き出ますが、令和の時代を創っていくのは若者と子ども達。
沢山の物に囲まれる生活よりも、今以上に人と人がお互いを認め合いながら生活できる。 そんな時代になれば良いなぁと思っています。
令和になってもどうぞ向洋保育園をよろしくお願いします。
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