晴れる日が少なく園庭での練習が出来ませんでしたが、各クラスとも運動会準備は終わって、当日を心まちにしてます。
しかし、次の台風25号が接近する予報が出てて、逸れることを願っています。
大阪を襲った台風は凄かったですね。関空に航空機燃料を運んでいたタンカーが連絡橋に衝突し大変なことに… さらに、北海道の地震被害も甚大でした。
つくづく日本は自然災害の多い国です。でも、災害が多いからこそ対策を取って発展してきたのも日本だと思うのですが、今回は少し甘かった面が目立ちました。
猛烈な風に警戒と言われていたのに、タンカーは連絡橋南側に停泊して錨ごと流される走錨(そうびょう)という状態になってしまいました。
台風のように風向きが通過すると大きく変わる場合、一度流されだした錨は海底に爪を立てられずズルズルと引っ張られて… 連絡橋の風上に停泊したのが間違いですが、その日大阪湾には大型船が51隻停泊し、そのうち33隻が走錨状態と報道されるほど猛烈な台風だったのでしょう。
北海道の地震は震度7と地震では最強クラス。 液状化で建物が傾いたり裏山が崩れ巻き込まれる被害が多発しましたが、揺れだけで建物が倒壊するケースはとても少なく、日本の建築レベルの高さを感じました。
しかし、この地震によって北海道全域が停電しました。 九州・四国と本州は広い範囲に多くの発電所があり、それぞれがつながっていて負担を分散出来ていますが、北海道と本州は送れる電気の量が少なく、負担の大部分を受け持っていた発電所が震源地近くだったため次々と発電所が停止してしまいました。
もし厳寒期に一週間近く停電していたら、凍死者が多数出ていたかもしれません。
さて、来年10月から消費税が10%に増税される予定です。水害や台風、それに地震と今年も大きな災害に見舞われ、増税時期を延期するかもとの報道もありましたが、予定通り増加するだろうという見方が大勢です。
消費税増税に伴い、幼児教育の無償化を実施予定ですが、全てのものが無償になるのでは無いようです。
まず、3歳未満児は無償化に住民税非課税世帯という条件が付きます。
3歳以上児は全世帯が無償化対象で、幼稚園の場合預かり保育料も無償化されます。お金持ちが通う高額幼稚園は上限価格が設けられる予定です。
認可保育園でも3歳以上児の保育料は無償化になり、1号認定も無償化ですが、まだまだ未定・未発表の部分も多く、国から詳細が示されればお伝えしていきます。 短時間認定の朝、夕の延長料金、標準時間認定の午後六時以降の料金、1号認定の給食費などはどの様になるのか、まだ情報をつかんでいません。
来年度は年度途中の制度変更で、行政も保育園も、保護者も戸惑う事と思います。 向洋も来年度は制度変更を視野に入れつつオプション金額の再設定を行う予定です。
保育料が無料になるのは子育て家庭にとって良いことですが、「無料なので保育内容について意見が言いにくい」「お金を出していないから園に行っても行かなくても良い…」なんて思ってしまう保護者がいると、子どもにとって不幸です。
質の高い保育を提供し、幼児期の成長に寄与する保育園・幼稚園であるように、行政と保護者の幼児教育施設への関心が大切だと考えています。
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