6月梅雨の季節 雨の日は多いですが夏に向けての力強さを感じる月でもあります。
今月、向洋保育園が津久見市セメント町の蓮照寺境内に出来て70年を迎え、開園時は戦後の混乱で食べ物不足の時代。当時とは世の中が大きく変わりました。
当時はまだ、市ではなく津久見町で、年々人口が増加し沢山の人が住んでいました。
自家用車を持つ家庭は極僅かで、お腹いっぱい食べたいと皆が思っていた時代。
シラミ防止に頭に殺虫剤を振りかけていましたし、保育園の子ども達は給食の盛りが良い器を選んで座っていたと、新米保母だった母から聞いてます。
流石に私が通っていた昭和30年代後半には随分世間も落ち着いてそんな光景は目にしませんでした。
津久見市内でも70年継続している会社はとても少なく、現在向洋保育園が元気よく運営できているのは、これまで向洋を利用してくれた皆さんのおかげであり、働いてくれた職員のお陰だと深く感謝しているところです。
これまでに園舎を二度移転し、保育内容も昔に比べると随分変化してきました。 これから先、津久見市の状況も子どもを取り巻く環境も常に変化して行く事でしょうが、向洋保育園は子どもの笑顔と保護者のニーズを大切にしながらずっと継続できればと願っています。祖父母・父母・本人と三世代向洋を利用された方も何名がいますが、四世代五世代と続くと良いなぁ… なんて考えています。
さて今月、北朝鮮とアメリカの首脳会談が行われる予定です。 アメリカは自国まで届かないミサイルと核兵器は認めるかも知れません。そんな安易な妥協は隣接する日本にとって不幸です。
スパイ活動の疑いで拘束されていた韓国系アメリカ人は釈放されましたが、日本国内から拉致された被害者に対し北朝鮮は解決済みという姿勢を崩しません。
戦後、平和第一主義を掲げて韓国・中国に莫大な援助を行ってきた日本ですが、北朝鮮・韓国と中国は、戦争で大きな被害を与えたのだから当然、まだまだ償いが足りないと言われ続けています。三国とも国内の不満を日本が…と言うことで国民不満のはけ口に利用しています。
平和第一、他国に武力は使いませんという日本の姿勢は素晴らしいものですが、自国民を守れない、拉致被害者を救出できず残念です。平和を守り自国民を守るためには、身を切る覚悟も必要だと思います。
日本大学アメフトの問題も注目されていますね。閉鎖的な組織で身内の理論に終始していると、対外的対応を誤ります。
日大は、監督とコーチの記者会見までの時間がかかりすぎ、加害学生を単独で会見させ、学生を守る立場なのに突き放してしまいました。 組織として、いろんな問題が発生するのはしかたない事ですが、問題に向き合って真摯な対応を心がけないと信頼回復にとても時間がかかります。 日大の対応のまずさ、とても勉強になりました。
さぁ、梅雨ですが湿気に負けず楽しく過ごしましょう。
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