園長の部屋
平成30年


恒例の「手作り鯉のぼり」が完成しました! 兜も上手に折れて、格好いいですね。
   青空の下、泳ぐ鯉のぼりのように、元気にすくすくと育ちますように!

    

 つい先頃まで肌寒く感じていたのですが、少し動くと汗ばむような初夏の五月。 園便りの表題色も夏向きになりました。 

 小学校へ進学した卒園児も進級した向洋の園児達も新しい環境に慣れて毎日元気よく生活していることと思います。
 慣れたと思ったら五月の連休でリズムが乱れるという話も聞きますので注意も必要ですね。 

 この時期、季候も良くて安心していると…昨年園内で感染性胃腸炎が流行し、保護者の皆様には大変ご迷惑ご心配をおかけしました。
 夏の食中毒 冬のノロウイルスとインフルエンザ、心配になる感染症は沢山あり注意をしています。注意を怠ったというわけでは無いのですが、流行性胃腸炎が広がり、結果として危機管理に問題があったと反省しています。
 園内で提供する食べ物には充分注意して取り組んでいますが、園外で感染したお子さんをどのように扱うか。
 集団生活の場である保育園では感染症の危険を少しでも下げないとなりません。

 向洋では、熱が38度を越えるとお迎えをお願いしていますが、感染症が流行している場合、その時々の対応を取ることにしています。 
 在園児に胃腸炎が発生している場合、嘔吐したお子さんのお迎えをお願いします。 子どもですから、ご飯を食べすぎて吐いたり嫌いな食材で吐く事もありますが、日々子ども達を観察している保育士が体調不良での嘔吐と判断すればお迎えの電話をおかけします。 
園でも感染症が発生した場合、対策マニュアルに従って徹底的な除菌作業を感染者が0になるまで連日行います。
 また、遅くなって医者に行く時間がなくなる前に早めにご家族に連絡したいと思うのです。 しっかり治療して、集団に感染が広がらないようお願いいたします。

 さて、今月は、さくら・すみれ・きく組の保護者と個別面談を計画しています。園長と主任、担任で行いますが、主任は副園長、保育主幹と交互に面談に参加します。
 個別面談は今回で四度目ですが、保護者と園をつなぐ大切な時間だと感じています。お子さんの家庭での様子と園での生活をお互いに知ることで、もっと個々の子ども達に寄り添うことが出来ると思っています。
 お忙しい時間をいただき恐縮ですが、よろしくお願いします。

 先月は、年度が替わって、いろんな会合の総会が行われました。
 私も地域の役員をしていて、先日の会合では両隣が卒在園児の祖父、見回してみると向洋出身者や職員の家族など参列者のほとんどが向洋に関係ある方でした。 

三代に渡って向洋保育園に通う家庭もあって… 戦後の匂いのする頃から昭和後期、平成と改めて長いこと保育園を運営してきたのだなぁと感じたところです。 

 来月十日に向洋70周年のお祝い会を開催します。 園関係者以外も無料で楽しめる音楽会を計画していますので是非お越し下さい。