2002暮れ 新島漂流記2002年も暮れようとした29日16時過ぎ、遠州灘千浜海岸の浜から50m程のところ、チョットしたブレイクでとっさにリグを放してしまいました。 次の瞬間10mくらい岸側に流されているのを確認し、多分すぐに岸に打ち上がるだろうと思い浜に向かって泳ぎました。 その後、浜に上がりすぐリグを探しましたが、見当たりませんでした。、 沖を見渡しても見当たらず、そんなに流されてるはずはないはず…と暫く探してみたけどやっぱり見つからず、その日は悲しくも日が暮れてしまいました。 翌日早朝、今日は絶対すぐ見つかるだろうと安易に思って家を出ました。知り合いの方々と共に浜岡原発の柵まで4時間近くも歩いて探したのに、・・・・ 何も見つかりませんでした。 これ以上探しても出てきそうにないので、海上保安庁と行き付けのショップへ連絡し、警察に紛失届けも出して...諦めました。 31日夕方、正月の買物をしているとショップIから電話があり、伊豆の釣り舟屋さんがリグ一式を引き上げたと連絡ありました。 2003年元日早々、近所の神社へ初詣に行き、はやる気持ちを押さえ南伊豆へ向かいました。 すると!! ある釣り宿の前に見覚えのあるボードとセールが置いてありました。 その釣舟の方にその時の状況を伺いました。 31日の昼過ぎに 新島沖の通称“ひょうたん瀬” で発見したとおっしゃっていました。 駿河湾を横目に抜け、伊豆半島をかすりもせず、二日間で100kmほど漂流しておりました。 手元に戻ってきたのは奇跡に近いです。ちなみに、リグはほぼ完璧な形のままでした。 皆さん本当にありがとうございました。m(__)m 今後とも、協力協調してウインドサーフィンライフを送って行きたいと思います。
リグを見つけて下さった伊豆忠兵衛丸さんのHPです。
記念撮影 (^^ゞ |